パイプドHD---2Q各利益が大幅増、主力の情報資産プラットフォーム事業が順調に推移

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2019年10月1日 10時10分

パイプドHD<3919>は9月30日、2020年2月期第2四半期(19年3月-8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.0%増の29.89億円、営業利益が同209.8%増の5.45億円、経常利益が同217.7%増の5.51億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同357.1%増の3.46億円となった。

情報資産プラットフォーム事業の売上高は前年同期比13.9%増の20.51億円、営業利益は同29.4%増の6.33億円となった。昨今の人手不足社会における課題解決の一助として、顧客企業・団体のコスト低減・業務効率化に資するシステムの開発・提供等を行った。特に、主力であるスパイラルが事業の成長を牽引した。

販促CRMソリューション事業の売上高は前年同期比9.9%減の4.54億円、営業利益は0.05億円(前年同期は0.10億円の損失)となった。顧客企業・団体におけるITを活用した業務最適化や顧客との接点機会創出及び強化を支援するサービスの提供や、顧客に応じた最適なITシステムの開発請負等を行った。

広告事業の売上高は前年同期比75.1%増の3.57億円、営業利益は同266.6%増の1.27億円となった。顧客サービスの認知度、集客力、ブランド力の向上等を目的としたプロモーション設計や広告コンテンツの制作・開発・運用、インターネット広告の代理販売等を行った。

xTech事業の売上高は前年同期比15.6%増の0.87億円、営業損失は0.32億円(前年同期は0.30億円の損失)となった。IT技術の利活用により企業や団体の垣根を越えて情報を共有し、業界に革新的なサービスを創出することが期待できる事業を行った。

社会イノベーション事業の売上高は前年同期比3.1%増の0.38億円、営業損失は0.21億円(前年同期は0.17億円の損失)となった。個々の企業や業界の内部にある問題の解決でなく、それらの枠を超えて存在する社会的課題の解決を図ることを目的とした公益性の高い事業を行った。

2020年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比19.9%増の65.00億円、営業利益が204.5%増の12.00億円、経常利益が同204.7%増の11.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同397.4%増の7.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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