エスプール---3Qは2ケタ増収・大幅な増益、各セグメントが好調に推移

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2019年10月4日 14時41分

エスプール<2471>は3日、2019年11月期第3四半期(2018年12月-2019年8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.7%増の126.99億円、営業利益が同72.1%増の12.03億円、経常利益が同72.3%増の12.11億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同77.2%増の7.75億円となった。

ビジネスソリューション事業の売上高は前年同期比13.2%増の35.96億円、営業利益は同83.9%増の10.42億円となった。当第3四半期累計期間は、障がい者雇用支援サービスにおいては農園の設備販売と管理収入が順調に増加、採用支援サービスについても応募受付数が堅調に増加しており、売上が伸長した。損益面では、障がい者雇用支援サービスは、設備販売による利益増が寄与し大幅な増益となった。また、ロジスティクスアウトソーシングサービスは、前期から取り組んでいる収益改善が実を結び、利益を安定的に確保できる体制となった。

人材ソリューション事業の売上高は前年同期比20.4%増の91.31億円、営業利益は同23.5%増の9.34億円となった。当第3四半期累計期間においては、企業の人材不足感が高い水準で続き、主力のコールセンター業務、店頭販売支援業務において、未経験者の活用を得意とするグループ型派遣の売上が順調に増加した。また、地域別では、集中的に支店を展開している東京、大阪、博多エリアが高い伸びを示した。損益面は、効率的な支店運営やスタッフ採用に取り組んだことで販売費及び一般管理費の増加をある程度抑制することができた。

2019年11月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比15.3%増の170.66億円、営業利益が同28.1%増の12.60億円、経常利益が同23.9%増の12.48億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同31.0%増の8.11億円とする期初予想を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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