クリーク・アンド・リバー社---2Qは営業利益が0.1%増、売上・利益ともに前年同期を上回り順調に推移

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2019年10月4日 16時24分

クリーク・アンド・リバー社<4763>は3日、2020年2月期第2四半期(19年3月-8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.4%増の165.12億円、営業利益が同0.1%増の12.65億円、経常利益が同1.0%増の12.68億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同7.2%増の7.91億円となった。

クリエイティブ分野(日本)の売上高は前年同期比10.8%増の118.83億円、セグメント利益(営業利益)は同17.7%減の5.34億円となった。売上高は、前年同期を上回り順調に推移した。利益面では、制作スタジオにおいて利益率の高い制作受託案件が増加したことや、自社媒体を活用した集客の効率化を図った。

医療分野の売上高は前年同期比9.8%増の25.56億円、セグメント利益(営業利益)は同17.4%増の7.49億円となった。医師の紹介事業をさらに拡大するための広告宣伝費を投下して医師の登録を強化したことや、人員の効果的な配置を進めた。

会計・法曹分野の売上高は前年同期比10.7%増の10.40億円、セグメント利益(営業利益)は同149.3%増の1.07億円となった。会計・法曹分野における専門的な能力を有するプロフェッショナルへのニーズが堅調に推移した。

その他の事業の売上高は前年同期比24.9%増の10.32億円、セグメント損失(営業損失)は1.20億円(前年同期は0.52億円の損失)となった。当第2四半期連結累計期間における売上高は、IT分野におけるエージェンシー事業が伸長したこと等により、前年同期を大きく上回る一方で、VRやAI等、新たな市場への取り組みを強化したこと及び、CREEK & RIVER KOREA Co., Ltd.がライセンス展開するスマートフォンゲームのグローバル配信が遅れたことにより、利益面では前年同期を下回ったが、概ね計画通りに推移した。

2020年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比11.6%増の330.00億円、営業利益が同48.8%増の23.50億円、経常利益が同48.2%増の23.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同49.5%増の14.50億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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