資生堂がしっかり、米新興スキンケア化粧品メーカー買収で海外事業を加速

材料
2019年10月9日 11時19分

資生堂<4911>は全般軟調地合いのなか、前日の終値を挟んだ攻防となっている。同社は8日取引終了後、米国市場を中心に急成長するスキンケア化粧品メーカー、ドランク・エレファント(デラウェア州)を8億4500万ドル(約904億円)で買収することを発表。ドランク・エレファントは、成長する体や環境にやさしい天然由来成分を使った「クリーン」市場において、直接ソーシャルメディアを活用し消費者に発信(D2C)し、ミレニアルやZ世代を含む幅広い消費者のニーズを捉えている。資生堂は今回の買収を通じて、米国における収益基盤の強化に留まらず、今後欧州や中国などでも拡大することが見込まれる同分野での展開や、D2Cマーケティングのノウハウを取り込む狙いで、株式市場でも注目を集めている。足もとの株価は高値圏にあるが、きょう主力株を中心に全般売られる展開のなか強さを発揮している。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.