東京株式(前引け)=反落、米中協議を前に買い手控え

市況
2019年10月9日 11時50分

9日前引けの日経平均株価は前営業日比144円80銭安の2万1442円98銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は4億9332万株、売買代金概算は8274億4000万円。値上がり銘柄数は638、対して値下がり銘柄数は1395、変わらずは117銘柄だった。

きょう前場の東京市場は売り優勢の展開となった。前日の米株市場でNYダウなど主要指数が大幅安となったことを受けリスク回避の売りが出た。米中貿易協議をあすに控え、全般買いが入りにくい。アジア株市場が総じて軟調な値動きをみせていることも手控えムードを助長した。ただ取引時間中に、外国為替市場では1ドル=107円20銭近辺と円安方向に振れたことで、日経平均の下げ幅も限定的となっている。全体売買代金は8200億円台と低調だった。

個別ではアドバンテスト<6857>が安く、キーエンス<6861>、SMC<6273>も売られた。ルネサスエレクトロニクス<6723>も安い。神東塗料<4615>が利食われ、アイフル<8515>も値を下げた。半面、任天堂<7974>がしっかり、花王<4452>も堅調。enish<3667>が大幅高、コロプラ<3668>も商いを伴い上昇した。すてきナイスグループ<8089>がストップ高、日本アジア投資<8518>も一時値幅制限いっぱいに買われた。

出所:MINKABU PRESS

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