白銅が反落、得意先業界の落ち込みで20年3月期業績予想を下方修正
白銅<7637>が反落している。9日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を454億円から410億円(前期比9.3%減)へ、営業利益を23億3000万円から15億6000万円(同30.6%減)へ、純利益を16億3000万円から10億9000万円(同30.3%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
米中貿易摩擦など地政学リスクの高まりを受けて、同社グループの業績に影響が大きい半導体製造装置業界の業績が想定以上に落ち込んだことに加えて、同様に影響が大きいFPD製造装置業界も低調に推移したことが要因としている。