本日注目すべき【好決算】銘柄 カルタHD、三信電気、ギフト (16日大引け後 発表分)

注目
2019年10月17日 7時01分

16日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

カルタHD <3688>   ★今期経常を40%上方修正

◆19年12月期(15ヵ月の変則決算)の連結経常利益を従来予想の25億円→35億円に40.0%上方修正。パートナーセールス事業で自動車メーカーや飲料メーカーなど利益率の高い広告出稿が伸びることが寄与。コンシューマー事業の広告宣伝費が想定を下回ることも上振れに貢献する。

シスロケ <2480> [JQ]  ★今期経常を16%上方修正・13期ぶり最高益更新へ

◆20年3月期の連結経常利益を従来予想の3.8億円→4.4億円に15.8%上方修正。増益率が5.8%増→22.6%増に拡大し、13期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。自動車販売会社向け支援システムの需要が伸びるうえ、自動車ファイナンス会社向けシステムも従量課金が増加する。

ソフトクリエ <3371>   ★上期経常を一転15%増益・最高益に上方修正

◆20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の10.4億円→12.9億円に24.1%上方修正。従来の7.0%減益予想から一転して15.5%増益を見込み、8期連続で上期の最高益を更新する見通しとなった。主力のECサイト構築パッケージの販売が想定以上に伸びたことが寄与。Windows10への更新需要を追い風に、システム構築やIT機器・ソフト販売が拡大したことも上振れに貢献した。

三信電気 <8150>   ★上期経常を一転91%増益に上方修正

◆20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の5.5億円→10.5億円に90.9%上方修正。従来の前年同期比横ばい予想から一転して90.9%増益見通しとなった。ソリューション事業が好調だったことに加え、デバイス事業における案件前倒しも収益を押し上げた。

ギフト <9279> [東証M]  ★今期配当を5円増額修正

◆19年10月期の期末一括配当を従来計画の25円→30円(前期は18円)に増額修正した。好調な業績や財務状態などを踏まえ、株主への利益還元を増やす。

併せて、東証1部への市場変更申請準備を開始することを明らかにした。形式要件の充足を図るため、15万株の立会外分売を実施する。

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