<動意株・18日>(前引け)=佐鳥電機、キャリインデ、中村超硬

材料
2019年10月18日 11時37分

佐鳥電機<7420>=5日続伸と戻り足を強める。きょうはマドを開けて買われ880円台まで上値を伸ばしてきた。同社は半導体製造装置用の制御機器などを扱う専門商社でルネサス製品を主力としている。ここ半導体業界の収益回復が観測されるなか、同社のような半導体商社にも物色の矛先が向いている。配当利回り4.3%強と高く、PBR0.5倍前後と解散価値の半値水準に放置されていることで指標面からの水準訂正余地も意識されている。

キャリアインデックス<6538>=3日ぶり反発。同社は17日取引終了後に、リブセンス<6054>から「DOOR 賃貸事業」を譲り受け、新たな事業を開始すると発表。これが材料視されているようだ。譲り受ける事業は、リブセンスが2010年から運営を始めた成功報酬型の賃貸情報サイトで、複数の不動産会社や不動産ポータルサイトから提供を受けた賃貸物件情報をユーザーとマッチングし、送客するサービス。事業譲受日は12月1日を予定し、譲受価額は17億5000万円だとしている。なお、リブセンスは同日、19年12月期第4四半期に事業譲渡益17億5000万円を特別利益として計上する見込みと発表しており、同社株も買われている。

中村超硬<6166>=カイ気配。同社は17日取引終了後、科学技術振興機構(JST)の委託を受け取り組んできた開発課題「ゼオライトナノ粒子の製造技術の確立」がJSTから成功と認定されたことを発表。ゼオライトナノ粒子の早期事業化を目指す方針で、これを材料視する買いが集中している。同社の株価は6月26日に723円の戻り高値をつけてからは一貫して下げ続け、前日には317円の年初来安値をつけていたこともあって、値ごろ感も働いている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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