東京株式(大引け)=40円高と小反発で新高値、半導体関連株など買われる

市況
2019年10月18日 15時45分

18日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発して年初来高値を更新。半導体関連株や電子部品株が買われ、相場は底堅く推移した。

大引けの日経平均株価は前日比40円82銭高の2万2492円68銭。東証1部の売買高概算は10億8228万株。売買代金概算は1兆9968億2400万円。値上がり銘柄数は1053と全体の48%強、値下がり銘柄数は1002、変わらずは100銘柄だった。業種別ではガラス・土石や石油、繊維などが高く、食料や情報通信が安い。

前日のNYダウは反発。金融株などが買われ1カ月ぶりの高値圏に上昇。7月につけた最高値も視野に入れた。こうしたなか、この日の日経平均株価は堅調に推移した。中国7~9月期GDPは前年同期比で6.0%増と市場予想(6.1%増)を下回った。ただ、中国9月鉱工業生産は堅調で強弱感が対立する結果となった。中国・上海総合指数が下落して推移するなか、日経平均株価も一時上昇幅が縮小する場面があった。

個別では、SCREENホールディングス<7735>やSUMCO<3436>、アドバンテスト<6857>など半導体関連株が値を上げ、村田製作所<6981>や太陽誘電<6976>、TDK<6762>など電子部品株も高い。ファーストリテイリング<9983>やソフトバンクグループ<9984>もしっかり。キーエンス<6861>やSMC<6273>といった設備投資に絡むFA関連株も値を上げた。中小型株では霞ヶ関キャピタル<3498>やシステム・ロケーション<2480>が連日のストップ高。

半面、任天堂<7974>やトヨタ自動車<7203>、日立製作所<6501>が安い。資生堂<4911>やオリエンタルランド<4661>も値を下げた。高値波乱局面にあるワークマン<7564>やレーザーテック<6920>は利益確定売りで下落。RPAホールディングス<6572>やSansan<4443>が値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2019年10月18日 16時27分

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