ダイセキSが連日の新高値、土壌処理は高付加価値案件獲得で利益伸ばす
ダイセキ環境ソリューション<1712>が連日の年初来高値更新。9月下旬に26週移動平均線を上放れる形となったが、その後は上方カイ離を広げる一方となっている。土壌汚染処理や土壌調査などを手掛けるが、製造業からの直接受注が増加しているほか、高濃度汚染など難処理案件の獲得も進んでいる。「土壌汚染処理事業を中心にリサイクル分野にも積極展開、解体・掘削工事と土壌処理が一体化した高付加価値案件の受注努力なども利益に反映されている」(中堅証券アナリスト)状況にある。20年2月期営業利益は前期比16%増の10億4000万円を見込むが、来期も増益トレンドに変化はないとの見方が強い。