Jストリーム---2Qは営業利益が55.3%増、配信事業が順調に推移

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2019年10月31日 14時22分

Jストリーム<4308>は30日、2020年3月期第2四半期(19年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.6%増の36.21億円、営業利益が同55.3%増の1.42億円、経常利益が同76.2%増の1.55億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同17.7%減の0.43億円となった。

配信事業の売上高は前年同期比17.1%増の19.60億円となった。メディア業界のコンテンツ配信にかかる売上や、運用受託業務の受注が順調に推移したが、大規模メディアからの運用受託に伴う外注費が増加したため、相対的に利益率を引き下げる結果となった。医薬系企業によるオンライン講演会等の情報提供のためのライブ配信案件の受注は、前年度の主要顧客の需要減退から回復し、前々年度並となった。

制作・システム開発事業の売上高は前年同期比6.0%増の12.58億円となった。教育系の動画利用にかかるシステム開発の大口受注が得られたが、Web制作に関する受注が比較的小口の案件が多くなり、全体では前年度並に推移した。映像制作は大口の案件が少なく、また、映像制作系子会社におけるスタジオ利用の受注が低水準に留まったことが売上減少要因となったが、ビッグエムズワイによる医薬系企業向けのWeb制作、映像制作やシステム開発売上が増加要因となった。

その他の領域の売上高は前年同期比14.8%減の4.01億円となった。広告関連売上は医薬関連中心に伸長したものの、子会社によるエンコード等設備の販売を伴うインテグレーション業務売上については前年度のような大型受注がなかったことから減少した。

2020年3月期通期については、売上高が前期比20.3%増の81.60億円、営業利益が同34.1%増の4.20億円、経常利益が同34.8%増の4.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.4%増の2.10億円とする7月30日に公表した業績予想を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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