米国株見通し:米中協議の早期部分合意期待が継続

市況
2019年11月5日 18時43分

S&P500先物  3082.75(+ 7.00) (18:05現在)

ナスダック100先物  8239.50(+23.75) (18:05現在)

18時05分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小高く推移。NYダウ先物は60ドル高ほどで推移している。欧州株式市場は高安まちまち。時間外取引のNY原油先物は前日比ほぼ横ばいで推移。こうした流れを受け、5日の米株式市場は買い優勢気味に始まりそうだ。

米中貿易協議の早期の部分合意期待が引き続き買いにつながるとみられる。ロス米商務長官が改めて「中国との第1段階の通商協議完了に向け非常に良い進展」との見解を示している。また、中国人民銀行が1年物MLF(中期貸出ファシリティー)で資金供給をし、当該金利を引き下げたことも注目されそうだ。NY原油先物は、需給改善思惑による買い継続も米在庫増予想がやや重しになり、上げ渋る展開が見込まれる。

本日発表となる米国の経済指標は、9月貿易収支、10月サービス業PMI改定値、9月JOLT求人件数、10月ISM非製造業景況指数。貿易赤字は縮小予想、JOLT(求人労働移動調査)求人件数はやや改善予想も頭打ち感継続、ISM指数はやや反発が予想されており、株式市場にはややポジティブな材料になる可能性がある。企業決算の発表は、マイラン、アラガン、タペストリーなどが予定されている。

《KK》

提供:フィスコ

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