「カジノ関連」が23位にランクイン、海外大手が日本のIR参入に意欲と報じられる<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「カジノ関連」が23位にランクインしている。4日の日経MJで、「海外のカジノ大手が日本の統合型リゾート(IR)運営への意欲を示している」と報じられたことを受けて、改めて同テーマへ関心が高まっているようだ。
記事によると、米MGMリゾーツ・インターナショナルが、大阪府と市が誘致を目指す夢洲IRへの参入を目指す姿勢を強調しているほか、米ラスベガス・サンズは横浜市を優先的に検討する方針という。また、香港ギャラクシー・エンターテインメントは参入都市を明言していないものの、大阪や横浜、東京などを検討しているとしており、海外カジノ大手による参入表明が候補地決定を前に相次いでいるという。
国土交通省が9月24日に発表した自治体の意向調査では、IRの誘致に関して「予定している・検討している」と回答した自治体は8地域・9自治体だった。具体的には北海道、千葉市、東京都、横浜市、名古屋市、大阪府・市、和歌山県、長崎県で、このなかから最大3カ所が選ばれることになる。候補地が正式決定するのは22年頃とみられており、今後誘致合戦の活発化とともに、話題も増えることになりそうだ。
この日の関連株には、目立った動きは見られないものの、日本金銭機械<6418>、ユニバーサルエンターテインメント<6425>、オーイズミ<6428>、グローリー<6457>、コナミホールディングス<9766>などが堅調な動きとなっている。