イー・ガーディアン---19年9月期は2ケタ増収増益、ソーシャルサポートが好調に推移

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2019年11月6日 13時31分

イー・ガーディアン<6050>は5日、2019年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比10.7増の65.35億円、営業利益が同12.4%増の11.67億円、経常利益が同14.5%増の12.01億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.2%増の8.40億円となった。

ソーシャルサポートの売上高は前期比28.4%増の24.72億円となった。監視・CSだけではなく、運用や分析といった多種多様な新サービスの展開や既存顧客への深耕営業に注力した。加えて、経済産業省によりキャッシュレス消費者還元事業が推進される中、決済事業者による加盟店の審査を代行する「加盟店審査・登録申請サポートサービス」を提供した。

ゲームサポートの売上高は前期比2.1%増の25.21億円となった。デバッグを提供するトラネルと連携したサービスの提供、日本市場に参入する中国系及び韓国系海外ゲーム企業の多言語カスタマーサポートの受注に注力した。

アド・プロセスの売上高は前期比5.9%増の8.39億円となった。既存の広告審査業務だけでなく、広告枠管理から入稿管理、広告ライティング等の提供サービスの拡大に注力するとともに、派遣・常駐型業務と同社センター業務を組み合わせた運用に加え、自社開発したRPAの活用により競合他社との差別化を図り、既存顧客への深耕営業を目指した。

その他の売上高は前期比1.8%減の7.02億円となった。EGセキュアソリューションズは脆弱性診断サービスに加えWEBセキュリティ・コンサルティングに注力した。2019年8月にグレスアベイルを子会社化し、クラウド型のファイアウォールやセキュリティ診断ツールを提供する体制を整えた。また、電子デバイス等のハードウェアに対するデバッグ事業は、アイティエスがソフトウェアのデバッグ事業を行うトラネルと連携する等シナジーを発揮することで既存顧客への深耕営業や新規開拓を図り、シェア拡大を目指した。

2020年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.2%増の74.00億円、営業利益が同2.9%増の12.01億円、経常利益が同1.6%増の12.21億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.2%増の8.50億円を見込んでいる。

《SF》

提供:フィスコ

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