ケミプロが急騰、製紙用薬剤や電子材料好調で4~9月期営業3割増益を好感
ケミプロ化成<4960>が急騰、上向きの25日移動平均線を足場に200円台後半のもみ合いを大きく上放れてきた。製紙用薬剤や電子材料などを手掛けるが、主力の紫外線吸収剤はドイツの化学品大手BASF向け中心に実績が高く回復色を強めている。同社が前週末8日取引終了後に発表した19年4~9月期決算は製紙用薬剤、電子材料いずれも好調で、営業利益が前年同期比31%増の2億1100万円と大幅な伸びをみせており、これが株価を強く刺激している。