すららネット---3Qは2ケタ増収、導入校数・利用ID数が堅調に推移

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2019年11月11日 14時53分

すららネット<3998>は8日、2019年12月期第3四半期(19年1月-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比22.7%増の8.37億円、営業損失が0.10億円(前年同期は1.50億円の利益)、経常損失が0.09億円(同1.71億円の利益)、四半期純損失が0.06億円(同1.17億円の利益)となった。

主要顧客の学習塾マーケットの売上高は前年同期比13.8%増の4.57億円となった。「低学力の生徒に対する学力向上教材」としての認知が進んでいるとともに、同社のサービスを使った独立開業や個人塾を経営する従来の顧客に加え、地方の大手塾や放課後等デイサービス施設との新たな契約が堅調に進捗し、当第3四半期末時点の導入校数は817校(前期末比60校増加)、ID数は17,575ID(前期末比2,337ID増加)となった。

学校マーケットの売上高は同14.8%増の2.49億円となった。私立学校における活用の拡大と深化が進んだことに加え、通信制高校や地方部の公立学校などでの採用などが進み、契約数は堅調に増え、当第3四半期末時点の導入校数は174校(前期末比20校増加)、ID課金数は33,279ID(前期末比4,019ID増加)となった。

個人学習者向けのBtoCマーケットの売上高は同113.5%増の1.23億円となった。従来のWebマーケティングと不登校に関する問い合わせの増加により、ID数は増加傾向にあり、当第3四半期末時点のID数は2,060ID(前期末比938ID増加)となった。

また、海外マーケットにおいては、主にスリランカ及びインドネシアにおいて現地の私立学校との契約が堅調に進捗し、当期末時点の海外マーケットにおけるID数は2,670ID(前期末比422ID増加)となった。

同社全体の当第3四半期累計期間末時点における導入校数は1,032校(前期末比92校増加)、利用ID数は69,370ID(前期末比8,560ID増加)となった。

2019年12月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高は前期比21.5%増の11.36億円、営業損失が0.01億円(前回予想比0.28億円改善)、経常損失が0.01億円(同0.29億円改善)、当期純損失が0.02億円(同0.20億円改善)としている。

《SF》

提供:フィスコ

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