nmsホールディングス---2Qは2ケタ増収、HS事業・PS事業が順調に推移

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2019年11月11日 15時26分

nmsホールディングス<2162>は8日、2020年3月期第2四半期(19年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.2%増の311.08億円、営業利益が同15.1%増の2.76億円、経常利益が同7.7%減の2.03億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同45.7%減の0.34億円となった。

HS(ヒューマンソリューション)事業の売上高は前年同期比17.9%増の107.91億円、セグメント利益は同72.5%増の2.54億円となった。国内HS事業の製造派遣・製造請負事業は、新卒採用や外国人技能実習生の活用もあり、採用力の強化と共に定着率の向上を図ることができた。外国人技能実習生向け研修事業における先行投資コストが残ったものの、技術者派遣事業や物流3PL受託・テクニカル流通加工事業会社は堅調に推移している。海外HS事業は、インドネシア及びラオスにおける、事業立ち上げに伴うコストの発生があったものの、ベトナム拠点(NMS VIETNAM CO.,LTD)における新規受注による労働生産性悪化も改善傾向となり、ASEAN及び中国ともに概ね堅調に推移した。

EMS(エレクトロニクスマニュファクチュアリングサービス)事業の売上高は前年同期比6.5%増の137.80億円、セグメント利益は同56.2%減の0.68億円となった。国内EMS事業について、工作機械関連の需要減少の影響があった。海外EMS事業おいて、ASEAN及び中国における需要は引き続き堅調に推移した。利益面では、重点施策として進めているベトナム・米国・メキシコ拠点の事業立ち上げに係る先行投資コスト等の利益圧迫要因があり、前年対比では減益となったが、全体としては想定した計画通りに推移した。

PS(パワーサプライ)事業の売上高は前期比16.3%増の65.35億円、セグメント利益は同4.1%増の1.90億円となった。売上は堅調に推移し、利益も想定を上回る利益を確保した。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比24.7%増の720.00億円、営業利益は同136.9%増の13.00億円、経常利益が同75.6%増の10.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同104.5%増の8.50億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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