城南進学研究社---2Q増収、教育事業・スポーツ事業ともに売上高増

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2019年11月13日 17時12分

城南進学研究社<4720>は12日、2020年3月期第2四半期(19年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.4%増の36.11億円、営業損失が1.69億円(前年同期は0.03億円の利益)、経常損失が1.56億円(同0.16億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.55億円(同0.20億円の利益)となった。

教育事業の売上高は前年同期比3.3%増の34.24億円となった。予備校の統廃合を行ったことにより予備校部門の売上高が減少した。予備校に代わる新たな業態として、プロ講師による個別指導とタブレット型AI教材を用いた個別学習を提供する「城南予備校DUO」を前年度より複数開校し、全8校舎となった。個別指導部門では、「英語の城南へ」をキーワードに、英語に強い個別指導塾として英検(R)対策講座や教材を充実させ、安定した売上を確保した。映像授業専門教室「河合塾マナビス」は、予備校運営で培ったノウハウを活かして規模を拡大しており、全23校となった。児童教育部門は、積極的なM&Aにより事業の拡大を進めた。さらに、箱根町教育委員会が開校する公営塾の受託運営や、同社開発のWEB学習システム「デキタス」が経済産業省の学びと社会の連携促進事業「未来の教室」(学びの場)創出事業における実証事業で採択されるなど、各部門でこれまで培った専門性やノウハウを基盤に、多様なニーズに応えた指導システムを構築し事業領域を着実に拡大している。

スポーツ事業の売上高は前年同期比5.7%増の1.87億円となった。子会社の久ケ原スポーツクラブでは、ほぼ定員となる会員数を維持しており、学童保育やWEB学習システム「デキタス」との併用者の増加などにより、定着率が向上した。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.5%増の74.59億円、営業利益が0.19億円、経常利益が0.34億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.90億円とする期初計画を据え置いている。

《MH》

提供:フィスコ

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