ピクセラ---19年9月期は売上高が98.8%増、AV関連事業が4K関連製品の発売開始により増収

材料
2019年11月15日 18時27分

ピクセラ<6731>は14日、2019年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比98.8%増の50.73億円、営業損失が13.22億円(前期は10.05億円の損失)、経常損失が14.65億円(同10.30億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が15.64億円(同10.48億円の損失)となった。

AV関連事業の売上高は前期比90.3%増の29.79億円、セグメント損失(営業損失)は4.80億円(前期は2.03億円の損失)となった。 ホームAV関連製品カテゴリは、OEM向け及びリテール向けの4K関連製品の発売開始により、当該カテゴリ全体としては増収となった。テレビキャプチャー関連カテゴリの製品販売状況は、競合メーカーの事業撤退などによりシェアが拡大し、自社OEM先の所要量自体は増加した。

家電事業の売上高は前期比112.4%増の20.93億円、セグメント損失(営業損失)は1.16億円(前期は0.02億円の損失)となった。大手ECサイト向けOEM製品の所要量の減少、競合製品の増加及び在庫品処分による利益率の低下により全体として増収減益となった。量販店向けやEC通販事業者向けの低価格でデザイン性のある白物家電の売上は堅調に推移した。テレビやポータブルDVDプレーヤーといった黒物家電は、以前より販売している定番品やEC事業者向けプライベートブランドの製品を中心にやや減少気味ではあるが、堅調に推移した。

2020年9月通期の連結業績予想については、売上高が前期比39.1%増の70.55億円、営業利益が0.72億円、経常利益が0.57億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.36億円を見込んでいる。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.