児玉化学工業---2Q営業利益が黒字転換、各セグメントが増益

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2019年11月18日 9時49分

児玉化学工業<4222>は14日、2020年3月期第2四半期(19年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.8%減の89.25億円、営業利益が0.30億円(前年同期は2.33億円の損失)と黒字化、経常損失は0.74億円(同3.24億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.41億円(同3.82億円の損失)となった。

自動車部品事業の売上高は前年同期比0.5%増の54.94億円、セグメント利益は1.73億円(前年同期は0.13億円の損失)となり、大きく改善。国内自動車部門においては、主に三次元加飾工法やガラス繊維マットプレス新工法等による新製品及び中東向け乗用車部品が堅調に推移した。また、海外自動車部門においては、タイのECHO AUTOPARTS(THAILAND) CO.,LTD.では自動車生産が回復基調になりつつあり、売上高が増加した。

住宅設備・冷機部品事業の売上高は同4.1%減の31.04億円、セグメント利益は同522.6%増の0.59億円となった。国内住宅設備部門においては、10月からの消費税増税前の駆け込み需要により夏以降の注文が増加し、売上高は増加した。しかし、海外冷機部品部門は、タイでの輸出向け冷蔵庫等の需要等が減少し、ベトナムでも同様に冷蔵庫関係の需要が大きく落込み、売上高が減少した。中国では米中貿易摩擦の影響により中国市場が冷え込み、中国市場向けの製品が大きく落ち込み、売上高は大幅に減少した。

エンターテイメント事業の売上高は同10.9%増の3.27億円、セグメント利益は同1,160.7%増の0.23億円となった。ゲームソフトパッケージの需要が増加し、売上高が増加した。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.8%減の177.00億円、営業利益が3.00億円、経常利益が1.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.50億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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