アエリア---3Qは2ケタ増益、コンテンツ事業が業績に貢献

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2019年11月18日 11時55分

アエリア<3758>は14日、2019年12月期第3四半期(19年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.1%減の215.76億円、営業利益が同23.3%増の22.01億円、経常利益が同28.4%増の20.85億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が13.84億円(前年同期は1.21億円の損失)となった。

ITサービス事業は、売上高が前年同期比17.2%減の39.35億円、営業利益は同4.5%減の3.92億円となった。オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を手掛けるファーストペンギンと、データサービス事業を手掛けるエアネットによる安定的な収益が寄与した。一方で、アフィリエイト広告収益の減少により売上高と営業利益は減少した。

スマートフォン・タブレット向けゲームの開発と配信・運営、キャラクターグッズの販売等を行うコンテンツ事業では、売上高が同期比27.1%増の128.16億円、営業利益が同92.0%増の16.62億円となった。サイバードがグループに加わった影響と、スマートフォン向けゲーム「A3!」「蒼焔の艦隊」の収益が好調に推移し、増収・増益となった。

アセットマネージメント事業では、不動産の賃貸・売買と国内外の企業等への投資等を行っており、売上高が同41.2%減の49.46億円、営業利益は同70.5%減の1.58億円だった。不動産市況を考慮したリスクコントロールを行った結果、売上高及び営業利益が減少した。

2019年12月期通期については、売上高が前期比4.7%減の300.00億円、営業利益が同70.5%増の32.00億円、経常利益が同85.8%増の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が20.00億円とする8月14日に修正した業績予想を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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