トヨタが反発、足もと1ドル109円台後半の円安で収益メリット
トヨタ自動車<7203>が反発、東証1部売買代金上位で株価は前週末の下げをほぼ帳消しにする形で戻りに転じている。足もと外国為替市場で1ドル=109円70銭前後まで円安方向に振れており、これを背景に輸出株の中でも特に為替感応度の高い同社株には支援材料となっている。同社の20年3月期想定為替レートは1ドル=107円と厳しめにみており、実勢との比較では円安メリットが発生する。目先、中国景気減速への警戒感が和らいでいることもポジティブ材料となっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。