日本紙は反落、国内大手証券が投資判断引き下げ
日本製紙<3863>は反落している。大和証券が2日付で投資判断を「2」から「3」に引き下げたことが弱材料視されているようだ。なお、目標株価は2000円を据え置いている。
同証券では、オーロラ社の事業譲受に伴うパッケージ事業の拡大で、今後の収益拡大の方向性が見え始めたことは評価しているという。ただ、足もとの景気悪化による段ボール販売量の伸び悩みなどを考慮し、20年3月期営業利益予想を310億円から295億円へ、21年3月期を同360億円から325億円へ下方修正した。