東京株式(寄り付き)=売り先行、米中交渉に対する警戒感再燃

市況
2019年12月4日 9時05分

4日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比193円安の2万3186円と続落。

前日の米国株市場では、トランプ米大統領の発言を受けて米中間の交渉が長引くことへの懸念が台頭、12月15日に予定される対中制裁関税の引き上げが回避できない可能性が意識されるなか大きく値を下げる展開を余儀なくされた。このリスクオフの流れが東京市場にも波及している。外国為替市場では一時1ドル=108円50銭前後までドル安・円高が進行、これも嫌気される形で主力株中心に下値を探る展開を強いられている。一方、下値では日銀のETF買いが想定され、個人投資家の押し目買いなども背景に、売り一巡後は下げ渋るケースも考えられる。きょう前場取引時間中に予定される財新中国非製造業PMIの発表があり、この結果と中国株の動向に全体指数が左右される可能性もある。

寄り付き時点で業種別では33業種中、その他製品、電力ガスを除き安い。値下がりで目立つのは非鉄、石油、証券など。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.