大泉製が4連騰で800円台回復、中国でEVなど新エネ車普及加速の思惑
大泉製作所<6618>が4連騰、全体相場と軌道を異にした上昇トレンドを形成している。一時26円高の813円と10月29日以来の800円台回復を果たした。同社はリチウムイオン電池など2次電池用温度センサーを手掛けており、電気自動車(EV)関連の一角として物色人気を集めている。きょうは、4日付の日本経済新聞朝刊で「中国政府は2025年に、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)など中国の新エネルギー車が新車販売に占める比率を25%と従来目標(20%)から引き上げる」と報じられており、これに伴い同国でのEV普及が加速するとの思惑を手掛かりに投資資金の買い攻勢が続いている。