フォーカス反発、筑波大と共同研究の「三次電池」に関する研究論文が学術雑誌に掲載と発表
フォーカスシステムズ<4662>が反発。株価は一時、前日比8.5%高の966円に買われた。23日、同社が筑波大学と共同で研究を行っている温度差による発電機能を搭載した「三次電池」について、筑波大学関係者らが執筆した研究論文が学術雑誌に掲載・採用されたと発表しており、これを好感した買いが流入している。
三次電池は電池エネルギーの代わりに環境熱で充電でき、この技術が実現すれば、身の回りにあるわずかなエネルギーを電力に変換し活用できる。筑波大学とフォーカスとの共同研究では10mⅤ/Kの熱起電力を発生する材料を開発し、コインセルで性能評価を行うことを目標としている。