5万円以下で買える、財務健全・低PBR「お宝候補」18社【2部・新興】編 <割安株特集>

特集
2019年12月29日 16時00分

上場企業の売買単位100株統一や株式分割実施などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証2部・新興市場でも308銘柄が最低投資金額が5万円以下で購入できる。ただ実際は赤字決算であったり、無配企業も数多くあることには留意したい。

今回は、財務体質の安全性を見る指標の1つである「株主資本比率」に注目してみた。株主資本は株主からの払込金と、過年度からの利益の蓄積で構成されている。負債とは異なり返済・支払を必要としない資金であるため、総資産に対する比率が高いほど財務の安定性が高いといわれている。また、割安株という観点からPBRが1倍以下の銘柄に絞り込んだ。

下表は東証2部・ジャスダック銘柄を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)時価総額30億円以上、(3)株主資本比率が50%以上、(4)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安「お宝候補」18社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは1日現在)

なお、27日(金)に配信した「5万円以下で買える、財務健全・低PBR『お宝候補』【東証1部】編」も併せてご覧ください。

最低投資  株主資本   実績

コード 銘柄      市場    金額    比率   PBR

<5955> ヤマシナ    東2    6700    67.7   0.88

<9478> SEHI    JQ   18900    55.7   0.91

<3377> バイク王    東2   19600    64.8   0.70

<7624> NaITO   JQ   21400    64.5   1.00

<2055> 日和産     東2   25700    63.6   0.28

<4237> フジプレアム  JQ   26200    61.4   0.88

<1853> 森組      東2   31700    50.3   0.90

<6307> サンセイ    東2   36400    57.3   0.88

<1443> 技研HD    東2   39500    62.1   0.82

<7883> サンメッセ   JQ   42400    53.7   0.67

<9929> 平和紙業    東2   43300    51.4   0.48

<5386> 鶴弥      東2   44200    71.2   0.30

<7953> 菊水化     東2   46100    51.0   0.63

<9885> シャルレ    東2   47400    85.8   0.38

<5816> オーナンバ   東2   47500    54.3   0.39

<6091> ウエスコHD  東2   48700    83.1   0.54

<6897> ツインバード  東2   49800    51.7   0.69

<2693> YKT     JQ   50000    56.9   0.98

※単位は最低投資金額が円、株主資本比率が%、PBRが倍。

※今期最終赤字、無配の企業は除いた。

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