クリエイト・レストランツ・ホールディングス---3Qは2ケタ増収増益、計画的出店・業態変更に加えM&Aを推進

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2020年1月16日 9時58分

クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>は14日、2020年2月期第3四半期(19年3月-11月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比12.8%増の994.81億円、営業利益が同45.9%増の48.26億円、税引前利益が同48.8%増の46.13億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同81.9%増の24.92億円となった。

同社グループは、商業施設や繁華街・駅前立地へそれぞれの専門業態を計画的に出店し、グループ全体では34店舗の新規出店、33店舗の撤退を実施した。また、「グループ連邦経営」の強みである変化対応力を駆使し、業態変更や改装を積極的に行い、事業会社の垣根を越えたグループ間での業態変更も実施した。更には、M&Aの実行により、木屋フーズの7店舗、連結子会社のSFPホールディングス<3198>を通じてグループ入りしたジョー・スマイルの19店舗及びクルークダイニングの22店舗、受託型ビジネスにてゴルフ場やレジャー施設のレストラン等を運営するクリエイト・スポーツ&レジャーの124店舗、同社初の大型海外M&Aによりグループ入りしたIl Fornaio (America) LLCの20店舗、並びに北関東を中心に和食レストランを展開しているいっちょうの46店舗を連結の対象に加えた結果、当第3四半期末における業務受託店舗等を含む連結店舗数は1,164店舗となった。

2020年2月期通期については、売上収益は前期比17.4%増の1,400.00億円、営業利益は同88.6%増の75.00億円、税引前利益は同89.8%増の70.00億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同180.0%増の37.00億円とする2019年10月に上方修正した業績予想を据え置いている。

また同日、株式分割及び定款の一部変更を発表した。投資単位あたりの金額の引き下げにより、より一層投資しやすい環境を整えることで、同社株式の流動性の向上及び投資家層の拡大を図ることを目的としている。2020年2月29日を基準日として、1株につき2株の割合をもって分割する。なお、それに伴い、保有株式数に応じた株主優待券(お食事券)の贈呈区分及び金額を変更した。変更後の株主優待制度は、2020 年8月 31 日現在の株主名簿に記載または記録された、同社株式1単元(100 株)以上所有の株主からが対象となり、株式分割後の保有株式数に応じて「株主様ご優待券(お食事券)」を贈呈する。また、今回の制度変更にあたり、株主優待券の一部増額を実施することに加え、継続保有株主優遇制度についても一部見直しを図り、保有株式数に応じて株主優待券を増額するとしている。

《SF》

提供:フィスコ

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