寿スピリッツが反発、第3四半期売上高は18%増
寿スピリッツ<2222>が反発している。15日の取引終了後に発表した第3四半期(19年10~12月)売上高が、前年同期比17.9%増の132億8800万円となったことが好感されている。
首都圏での展開強化及びインバウンド対策として注力している国際線ターミナル売店での卸販売強化などに取り組んだことが奏功した。セグメント別では、既存店の販売強化及び積極的な新規出店などにより直営店売り上げが伸長し、また国際線ターミナル売店及び駅エリアでの卸売り上げが好調に推移した「シュクレイ」が29.1%増と全体を牽引。国際線ターミナル売店での卸売り上げが伸長した「ケイシイシイ」も12.3%増となった。なお、4月からの累計では売上高は356億7600万円(前年同期比20.5%増)となった。