NECは海外資金の買いで上値追い、DX関連投資と5G基地局投資で商機
NEC<6701>が3日続伸、昨年12月26日以降、鮮烈な上昇波を形成しており、マーケットでも注目度が高まっている。通信大手では富士通<6702>が昨年夏場を境に次第高の展開をみせていたのに対しNECは出遅れていたが、ここにきて外国人投資家とみられる買いが観測され急速にキャッチアップする展開となっている。市場では「企業のDX関連投資が活発化していることで商機を捉えているほか、5Gの国内商用化を前に今後基地局インフラが加速していくことが予想され、同社はファーウェイ排除の分の受注を獲得できるとの思惑がある」(国内ネット証券アナリスト)と指摘されている。
最終更新日:2020年01月22日 13時40分