イオンモールが安い、国内大手証券は「3」へ引き下げ
イオンモール<8905>が安い。大和証券は22日、同社株のレーティングを「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」に引き下げた。目標株価は2360円から2280円に見直した。同証券は20年2月期の連結営業利益を従来予想622億円から前期比16%増の617億円(会社予想620億円)に下方修正した。国内モールでは消費増税や悪天候の影響から収益が伸び悩んでおり、コスト抑制も前期ほど進んでいないとみられることから、通期利益計画の達成は容易ではないとみている。また、足もとでは株価が急伸しており、この要因にイオン<8267>との親子上場解消への期待があるとみられているが、同証券では親子上場解消に関しては慎重な見方を示している。