トランザスが急反落、20年1月期業績予想を下方修正
トランザス<6696>が急反落している。前週末24日の取引終了後、20年1月期の連結業績予想について、売上高を8億8800万円から7億7600万円(前期比11.8%増)へ、営業損益を2000万円の黒字から9800万円の赤字(前期1億4400万円の赤字)へ、最終損益を1700万円の黒字から1億1000万円の赤字(同1億6600万円の赤字)へ下方修正しており、これが嫌気されている。
第4四半期に、同社から持ち分法適用関連会社であったピースリーに対してデジタルサイネージ端末を販売し、同端末は他社に対して販売されることが計画されていたが、同端末を販売するのではなく保有したうえでサービス提供を行う方針に変更したことが要因という。また、ピースリーを連結子会社化すると同時に発表しており、それに伴い売上高の一部及び同端末に係る未実現利益の全額が連結業績上消去されることになったことも影響した。