本日注目すべき【好決算】銘柄 栄研化、オービック、医学生物 (28日大引け後 発表分)

注目
2020年1月29日 7時01分

28日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

栄研化学 <4549>   ★今期経常を22%上方修正、配当も3円増額

◆20年3月期の連結経常利益を従来予想の36.5億円→44.5億円に21.9%上方修正。減益率が22.0%減→4.9%減に縮小する見通しとなった。海外向け便潜血検査用試薬や尿検査用試薬・装置を中心に販売が伸びることが寄与。製造原価の低減も利益を押し上げる。

業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の27円→30円(前期は30円)に増額修正した。

木徳神糧 <2700> [JQ]  ★前期最終を一転2.3倍増益に上方修正

◆19年12月期の連結最終利益を従来予想の2億円→6億5000万円に3.3倍上方修正。従来の29.3%減益予想から一転して2.3倍増益見通しとなった。東日本産業の持分法適用関連会社化に伴い、投資利益4.1億円を計上したことが寄与。台湾のたんぱく質調整米製造・販売事業の撤退で税金費用が減少したことも最終利益を押し上げた。

医学生物 <4557> [JQ]  ★4-12月期(3Q累計)経常が2.9倍増益で着地

◆20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.9倍の10.9億円に急拡大して着地。国内向け自己免疫疾患検査試薬やがん関連試薬、中国向けマテリアルが伸びたうえ、第2の柱に位置づける遺伝子検査試薬の販売が大幅に増加したことも収益を押し上げた。

通期計画の13億円に対する進捗率は84.1%に達しており、業績上振れが期待される。

オービック <4684>   ★4-12月期(3Q累計)経常は12%増益、今期配当を20円増額

◆20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比11.7%増の355億円に伸びて着地。主力の統合業務ソフト「オービック7シリーズ」が大企業向けを中心に導入が伸びたほか、運用支援サービスやクラウドソリューションも好調だった。

業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の140円→160円(前期は135円)に増額修正した。

ニホンフラ <7820>   ★4-12月期(3Q累計)経常が44%増益で着地

◆20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比43.9%増の31.8億円に拡大して着地。中国政府が住宅の内装工事を義務付ける政策を進めるなか、内装ドアなどの受注が大きく伸びた。また、新工場の本格稼働など供給体制の強化も寄与し、28.3%の大幅増収を達成した。

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