来期業績につながる、10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集> 1月29日版

特集
2020年1月29日 19時00分

24日から4-12月期(第3四半期累計)決算発表の集中期間に突入した。足もとでは米中貿易摩擦の長期化による製造業の業績悪化などを背景に、直前の7-9月期まで経常利益の前年同期比マイナスが続いている。10-12月期は増益への転換が期待されるところだが、中国景気の減速や消費税増税の影響など懸念材料も多い。こうしたなか、来期業績を占う手掛かりにもなる直近3ヵ月の収益動向は一段の注目を集めそうだ。

本特集では、本日発表された決算の中から、直近3ヵ月の10-12月期(第3四半期)に増収増益を達成した銘柄をリストアップした。下表は、時価総額30億円以上の銘柄(銀行を除く)を対象に、10-12月期に売上高と経常利益がともに前年同期を上回った13社を選び出し、増益率の高い順に並べた。

なかでも足元の業績が上向き、3四半期以上連続で増収増益を達成した企業は持続的に成長する可能性が高い。経済環境の改善が進んだ際には、業績成長の加速が期待できる銘柄候補として注目していいだろう。

  ┌─ 経常利益 ─┐ ┌─ 売上高 ─┐ 増収増益 対通期 予想

コード 銘柄名    増益率 10-12月期 増収率 10-12月期 連続期数 進捗率  PER

<6297> 鉱研工業     947    178  21.6   1859     1  79.6 20.3

<6701> NEC      597   32719   4.1  726621     4   -  19.9

<4517> ビオフェル    126   1229   7.7   3107     2  99.6 13.7

<8700> 丸八証券    89.2    157   0.2    665     1   -   -

<1967> ヤマト     32.9   1100  16.7   13005     4  98.7 10.2

<7250> 太平洋工    18.9   2856  11.0   40310     1  70.8 10.5

<9436> 沖縄セルラー  16.4   3893   0.3   17428     3  84.0 12.3

<7191> イントラスト  16.1    252  16.3    898     5  74.3 28.0

<4290> PI      13.5   1471  16.2   11017     3  73.9 34.1

<4362> 日精化     10.5   1176   2.4   7501     2  81.8 14.0

<1973> NESIC    6.6   3861  13.6   77762     5  54.6 22.9

<9701> 会舘      黒転    293   109   3385     4   259  117

<8708> 藍沢      黒転    276  22.6   3538     1   -   -

※売上高、経常利益の単位は百万円。増益率、増収率は前年同期に比べた増加率、単位は%。連続期数は四半期ベースの連続回数。対通期進捗率は経常利益の通期計画に対する4-12月期の進捗割合、単位は%。

※「-」は今期業績予想を非開示の企業。今期最終赤字を見込む企業は除いた。

●決算発表の集中期間(2月14日まで)は、その日に発表された決算で増収増益を達成した銘柄を、速報ベースで毎日19時ごろに配信します。

1月24日版 来期業績につながる、10-12月期【増収増益】リスト 6社選出

1月27日版 来期業績につながる、10-12月期【増収増益】リスト 5社選出

1月28日版 来期業績につながる、10-12月期【増収増益】リスト 13社選出

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.