<注目銘柄>=ブリヂストン、割安感際立ち中長期で仕込み場

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2020年1月31日 10時00分

ブリヂストン<5108>に注目したい。同社は安定的なキャッシュフローと高いROEが魅力的で、タイヤメーカー世界最大手というブランドに対する信頼感も拠りどころに長期保有で強みを発揮する。11月上旬に発表された19年12月期業績予想の下方修正を受け株価は下落したが、ここは長い目でみて絶好の仕込み場。株価指標面から割安感が際立っており、十分な上昇余地がある。

19年12月期は売上高が3兆4900億円(前の期比4.4%減)、営業利益は3300億円(同18.1%減)を見込む。足もとグローバルでOE(新車装着タイヤ)を中心に需要の弱さがみられることに加え、米中貿易摩擦による影響などを背景に、アジア市場などで厳しい需要環境にあることを収益予想に反映させた。ただ、米中貿易摩擦については双方に歩み寄りが見られる点や、中国内でも足もと自動車の生産調整が進んでいることなどを考慮すると、早晩海外需要の回復に期待が持てる局面が想定され、これは今期業績回復に反映されることになる。PERは10倍近辺、時価予想配当利回りは4%超と高く、株主還元に積極的な点も評価ポイントとなる。(れい)

出所:MINKABU PRESS

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