日本M&Aセンター---3Qも2ケタ増収増益を維持、通期業績予想利益の進捗率も順調に推移

材料
2020年1月31日 13時07分

日本M&Aセンター<2127>は30日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比15.1%増の261.57億円、営業利益が同18.7%増の128.53億円、経常利益が同20.1%増の130.03億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同18.2%増の90.48億円となった。

当第3四半期において224件(譲渡・譲受は別カウント)のM&A仲介を成約した。当第3四半期累計期間における成約件数は743件となり、前年同期の605件から138件(22.8%増)増加し、第3四半期累計期間における過去最多の成約件数となった。通期(年間)の業績予想利益の進捗率も営業利益で95.2%、経常利益で96.3%、親会社株主に帰属する四半期純利益で99.2%に達する業績進捗となった。他方、好調な案件成約に加えて、案件受託も好調に推移している。

営業企画としては、当年度より実行している新たな地域エリア戦略に基づくセミナー展開に注力した。地方ごとにそのエリアを細分化し、その主要都市を連日、短期集中的にセミナー展開している。2019年11月に東北エリア7会場にて実施したほか、愛知、大阪、福岡の各エリアでもセミナー展開した。地方エリアセミナーのほかにも、製造業界、給食・弁当業界、製パン業界、物流業界、食品卸業界、医療業界といった各種業界向けに専門特化したセミナーを多数開催した。また、同社グループの情報ネットワークの中核である会計事務所についても会員数を拡大し、2018年12月末時点の853事務所から50事務所の増加に成功し、903事務所となっている。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.8%増の324.00億円、営業利益が同7.7%増の135.00億円、経常利益が同7.7%増の135.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.8%増の91.20億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.