合同鉄が急伸、20年3月期営業利益及び配当予想を上方修正
合同製鐵<5410>が後場急伸し、昨年来高値を更新。午後1時30分ごろ、20年3月期の連結業績予想について、営業利益を75億円から90億円(前期比2.1倍)へ、純利益を65億円から70億円(同85.3%増)へ上方修正し、あわせて従来75円を予定していた期末配当を90円に引き上げたことが好感されている。
売上高は1700億円(同14.6%増)の従来見通しを据え置いたものの、連結子会社における操業休止期間の短縮による業績の改善に加えて、鉄鋼事業以外の業績が堅調に推移する見通しであることが寄与する。なお、年間配当は145円(従来予想130円)となり、前期実績に対して75円の増配となる予定だ。
なお、同時に発表した第3四半期累計(19年4~12月)決算は、売上高1274億8900万円(前年同期比12.1%増)、営業利益60億8500万円(同81.1%増)、純利益57億4900万円(同2.4倍)だった。