ジェイテック---3Q契約単価は増加するも、人材不足の影響により減収

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2020年2月3日 19時39分

ジェイテック<2479>は1月31日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.5%減の22.55億円、営業利益が同50.0%減の0.87億円、経常利益が同50.7%減の0.85億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同54.0%減の0.54億円となった。

営業施策の強化や、テクノロジストの高付加価値業務への配属を推し進めたことにより、契約単価は前年同期を上回った。加えて、新入社員の早期派遣配属に努め、早期の収益化を推進した。一方で、技術系人材の獲得競争が激化している中、計画通りのテクノロジスト採用は困難を極め、人材不足により案件に対応しきれない状況となった。

主力事業である技術職知財リース事業の売上高は前年同期比4.0%減の21.61億円、セグメント利益は同20.1%減の3.21億円となった。半導体・集積回路関連分野の顧客企業から取引が前年同期より増加したものの、自動車関連、建築関連分野の顧客企業からの取引が前年同期より減少した。

一般派遣及びエンジニア派遣事業の売上高は前年同期比14.6%減の0.93億円、セグメント利益は同62.9%減0.06億円となった。利益率の高いヒューマンリソース事業の取引が増加したものの、精密機器関連、情報処理関連の分野の顧客企業からの取引が前年同期より減少した。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比11.5%増の34.85億円、営業利益が同22.3%減の1.22億円、経常利益が同22.6%減の1.21億円、親会社株主に帰属する当期利益が同28.7%減の0.65億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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