富士ソフト---19年12月期も2ケタ増収増益、主力のSI事業が好調に推移

材料
2020年2月14日 17時30分

富士ソフト<9749>は13日、2019年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比13.1%増の2,310.74億円、営業利益が同16.4%増の132.66億円、経常利益が同13.9%増の137.49億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.3%増の78.36億円となった。

SI(システムインテグレーション)事業の売上高は前期比13.9%増の2,155.08億円、営業利益は同21.0%増の117.37億円となった。組込系/制御系ソフトウェアでは、社会インフラ系や自動車関連が好調に推移し増収増益となった。業務系ソフトウェアでは、製造業、流通・サービス向けシステム構築分野が好調に推移し増収増益となった。プロダクト・サービスでは、ライセンス販売が好調に推移し増収増益となった。アウトソーシングでは、流通・サービス向けが減少したことにより減収減益となった。

ファシリティ事業のオフィスビルの賃貸収入等の売上高は前期比0.4%減28.99億円、営業利益は同7.1%増の12.11億円となった。

その他の売上高は前期比4.3%増の126.67億円、営業利益は同44.5%減の3.17億円となった。データエントリー事業やコンタクトセンター事業が好調に推移した。一方で、再生医療分野の事業化に向けた体制強化に伴う販売費及び一般管理費が増加した。

2020年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.0%増の2,380.00億円、営業利益が同2.5%増の136.00億円、経常利益が同0.7%増の138.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.1%増の80.00億円としている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.