英ポンド週間見通し:下げ渋りか、景気刺激策への期待残る

通貨
2020年2月15日 14時59分

■上昇、景気刺激策への期待高まる

先週のポンド・円は上昇。欧州連合(EU)と英国の貿易協定の早期成立への期待は後退したが、英国政府による景気刺激策への期待が浮上したことや、ポンド買い・ユーロ売りの取引が拡大したことから、ポンドの対円レートは一時143円台半ば近辺まで買われる場面があった。取引レンジ:141円24銭-143円48銭。

■下げ渋りか、景気刺激策への期待残る

今週のポンド・円は下げ渋りか。英国と欧州連合(EU)の通商協議の先行きは不透明だが、財政出動による景気刺激策への期待は残されている。英国金利の先安観は多少後退していることもポンド相場に対する支援材料となりそうだ。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント

・18日:1月失業率(12月:3.5%前年比+1.1%)

・19日:1月消費者物価コア指数(12月:前年比+1.4%)

・20日:1月小売売上高(12月:前月比-0.6%)

予想レンジ:142円00銭-145円00銭

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.