アエリア---19年12月期2ケタ増益・純利益が黒字転換、コンテンツ事業が好調を維持
アエリア<3758>は14日、2019年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比9.9%減の283.47億円、営業利益が同20.7%増の22.65億円、経常利益が同36.8%増の22.09億円、親会社株主に帰属する当期純利益が15.14億円(前期は13.80億円の損失)となった。
ITサービス事業の売上高は前期比14.9%減の51.53億円、営業利益は同7.0%減の4.47億円となった。オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を行うファーストペンギン、及びデータサービス事業を行うエアネットが安定した収益を獲得しているが、アフィリエイト広告収益が減少した。
コンテンツ事業の売上高は前期比19.0%増の169.73億円、営業利益は同90.7%増の17.59億円となった。スマートフォン・タブレット向けゲームの開発、配信及び運営並びにキャラクターグッズの販売等を行っている。サイバードがグループに加わった影響と、スマートフォン向けゲーム「A3!(エースリー)」「蒼焔の艦隊」の収益が好調に推移した。
アセットマネージメント事業の売上高は前期比36.3%減の63.79億円、営業利益は同87.3%減の0.57億円となった。不動産の賃貸及び売買並びに国内外の企業等への投資等を行っており、不動産市況を考慮しリスクコントロールを行った。
2020年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.5%増の285.00億円、営業利益が同19.2%増の27.00億円、経常利益が同13.2%増の25.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.3%増の17.00億円を見込んでいる。
《SF》
提供:フィスコ