多摩川HDが急騰、決算発表通過後の売り一巡で5G関連として仕切り直し
多摩川ホールディングス<6838>が急騰、一時11%高と値を飛ばし2700円台を回復した。前週末14日に発表された19年4~12月期決算を境に利益確定売りを急ぐ動きが出て株価を急落させたが、前日後場から売られ過ぎとみた押し目買いの動きが顕在化した。きょうは、全体相場が落ち着きを取り戻しており、これまで売り込まれた中小型株のリバウンドを狙う動きが活発、同社株もその一角に入っている。回路素子や計測器の開発販売を行うが、次世代通信規格「5G」関連機器の受託開発も手掛け、受注高の拡大に反映されている。5Gの国内商用化を目前に関連有力株として注目度が高まっている。