本日注目すべき【好決算】銘柄 ミサワ、AOITYO、キャリアL (19日大引け後 発表分)

注目
2020年2月20日 7時01分

19日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ミサワ <3169>   ★前期経常を45%上方修正・5期ぶり最高益更新へ

◆20年1月期の連結経常利益を従来予想の5億6500万円→8億1700万円に44.6%上方修正。増益率が57.4%増→2.3倍に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。家具・インテリアで既存の人気シリーズや新商品のソファなどの販売が堅調に推移するなか、セール期間中に正価商品の販売が伸びたことに加え、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動が想定より早く収束したことが収益を押し上げた。

AOITYO <3975>   ★今期最終は14億円の黒字に浮上へ

◆19年12月期の連結最終損益は12.8億円の赤字(前の期は19.5億円の黒字)に落ち込んだものの、続く20年12月期は14億円の黒字に急浮上する見通しとなった。今期は動画広告事業で採算を重視した選別受注を進める。前期に計上したソフトウェアや業績不振な子会社の整理に絡む損失が減少するほか、投資有価証券評価損がなくなることも黒字浮上の要因となる。

ピーエイ <4766> [東証2]  ★今期経常は7.1倍増益へ

◆19年12月期の連結経常利益は前の期比66.0%減の1700万円に落ち込んだものの、続く20年12月期は前期比7.1倍の1億2000万円に急拡大する見通しとなった。今期は情報サービス事業で引き続きWEB求人メディアを強化するほか、地方創生事業では前期に予定していた西小山の商業施設が開業する見込み。

キャリアL <6070>   ★今期経常を8%上方修正

◆20年2月期の連結経常利益を従来予想の5.9億円→6.4億円に7.6%上方修正。増益率が2.1倍→2.2倍に拡大する見通しとなった。米中貿易摩擦による中国経済の減速を背景に、製造系人材サービスの受注が若干減少するものの、業務効率化や事務所移転による賃借料の削減に加え、システム投資や人材採用にかかる費用を抑制したことが利益を押し上げる。

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