アイスタディ---1Q売上高4.19億円、Eラーニング事業が対計画比増で推移

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2020年3月12日 18時14分

アイスタディ<2345>は11日、2020年10月期第1四半期(19年11月-20年1月)連結決算を発表した。売上高が4.19億円、EBITAが0.10億円、営業損失が0.09億円、経常損失が0.09億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.17億円となった。なお、2019年10月期末より連結財務諸表を作成しているため、対前年同四半期増減率については記載していない。

Eラーニング事業の売上高は1.66億円、EBITDAは0.32億円、セグメント利益は0.27億円となった。企業からの旺盛な需要を受けて対計画比増で推移した。法人向け学習管理システムである「iStudyLMS」および「SLAP」の引き合いは堅調であり、働き方改革を支援するツールとして利用範囲が拡大している。また、開発プロセスを見直す事で生産性が向上し、その結果収益率も改善した。なお、2020年度末にはインフラ環境が刷新されることで稼働信頼性が向上し、さらに運用費用の低減も図るとしている。各種研修講座・サービス・eラーニングコンテンツにおいては、引き続き先端技術分野のコンテンツの拡充を図っている。また、企業のテレワーク業務の推進が活発化し、スタジオ利用が増え売上が増加している。AIスキル分野では、新たなコンテンツの紹介を含めた新規の法人開拓を行っており、オンライン講座だけでなく、法人向けに技術演習のある研修の提供というニーズの開拓、実績をあげている。

アカデミー事業の売上高は2.14億円、EBITDAは0.15億円、セグメント利益は0.00億円となった。なお、エイム・ソフトの株式取得に伴うのれん償却額0.13億円は当セグメント利益に含めている。有料職業紹介サービス「iStudy ACADEMY」では、法人向けの企業の採用、研修業務を代行する業務請負を継続して提供しサービスの拡充を図るとともに、グループシナジーを活かす展開を進めている。エイム・ソフトでは、引き続きIT技術者の育成を継続し、顧客システム開発の支援として、エンジニア派遣事業の拡充を図っている。東京テックでは、WEB系システムの開発実績を積み重ねており、コスト面での最適化も持続的に行われており単体での黒字化を図ることができた。

インキュベーション事業の売上高は0.39億円、EBITDAは0.08億円、セグメント利益は0.08億円となった。新規事業ながら通期計画に比べ順調に伸長している。ブロックチェーン技術に係るシステムの請負開発と保守運用事業において安定的な受注獲得に至った。

2020年10月期通期の連結業績予想については、売上高が18.71億円、EBITAが2.29億円、営業利益が1.44億円、経常利益が1.47億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.86億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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