三菱重が大幅反発、合弁会社が秋田県のプロジェクト向けに洋上風力発電設備33基を受注
三菱重工業<7011>が大幅高で3日ぶりに反発している。19日の取引終了後、デンマークのヴェスタス社との合弁会社MHIヴェスタスが、秋田県で進められている洋上風力発電所プロジェクト向けに、洋上風力発電設備33基を正式に受注したと発表しており、これが好材料視されている。
今回の受注は、秋田港内に建設される「秋田洋上風力発電所」に13基、能代港内の「能代洋上風力発電所」に20基を納入する計画で、同社の日本国内における初の正式受注となる。いずれも22年の据え付け開始を予定しており、着床式の洋上風車の供給と20年間の保守・メンテナンスを行うという。なお、同プロジェクトでは総発電出力約13万9000キロワットが見込まれているという。