<注目銘柄>=新田ゼラチン、グミやコンビニ総菜用など好調で今期業績は上振れへ

材料
2020年3月25日 10時01分

新田ゼラチン<4977>は、PBR0.6倍と調整が行き過ぎた水準にあるが、20年3月期業績の上振れ期待を背景に大幅な水準訂正が期待できよう。

2月10日に発表した第3四半期(19年4~12月)連結決算で、営業利益は13億9300万円(前年同期比2.7倍)だった。国内でグミキャンディー市場が引き続き堅調に推移したことで、製菓用途が伸長したほか、コンビニエンスストア向け総菜用途の売り上げも増加した。また、美容サプリメント用途で、コラーゲンペプチド製品も堅調に推移した。

一方、海外でもグミキャンディー市場向けが伸長したほか、コラーゲンペプチド製品も堅調だった。更に、19年3月期に原料が急騰したフィッシュコラーゲンの価格転嫁が進んでいることも、利益率の改善に貢献した。

第3四半期決算の発表と同時に20年3月期の営業利益予想を14億円から15億円(前期比67.0%増)へ上方修正したが、コンビニ向けやグミ向けなど食品用の堅調や、サプリメント用の安定成長から18億円程度への上振れを見込む調査機関もある。また、来期も増益基調が継続しそうだ。(仁)

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.