片倉が4日続伸、20年12月期営業利益予想を上方修正
片倉工業<3001>は4日続伸。25日の取引終了後、20年12月期営業利益予想を26億円から28億円(前期比9.0%増)へ上方修正しており、これが好感されているようだ。
新型コロナウイルス感染症の影響により、コクーンシティなどの商業施設で客数が減少し売上高は419億円から416億円(同5.5%減)へ下方修正したが、希望退職に伴い、年間約10億円の労務費削減効果が期待できることから営業利益は上方修正した。なお、4月30日付で138名の希望退職者が発生することに伴い、特別退職金と再就職支援にかかる費用を特別損失として計上することで純利益予想を22億円から21億円へ見直した。