本日注目すべき【好決算】銘柄 トレンダ、リバーHD、ビジ太田昭 (30日大引け後 発表分)

注目
2020年3月31日 7時01分

30日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

トレンダ <6069> [東証M]  ★今期最終を2.4倍上方修正

◆20年3月期の連結最終利益を従来予想の1.2億円→3億円に2.4倍上方修正。減益率が60.6%減→5.4%減に縮小する見通しとなった。主力のマーケティング事業で不採算サービスの見直しや事業運営の効率化を進めたことが寄与。ギフトEC事業を運営するBLTの株式売却に伴い、売却益2.2億円が発生することも最終利益を大きく押し上げる。

ジェーソン <3080> [JQ]  ★前期経常を一転12%増益に上方修正・11期ぶり最高益更新へ

◆20年2月期の連結経常利益を従来予想の6.1億円→7.8億円に29.3%上方修正。従来の13.5%減益予想から一転して11.9%増益を見込み、一気に11期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。消費者ニーズに対して積極的に商品供給したことで下期業績が想定以上に伸びたことが上振れの要因となった。

リバーHD <5690> [東証2]  ★未定だった今期配当は35円実施、配当利回り6.7%

◆従来未定としていた20年6月期の期末一括配当は35円(前期は4円)実施する方針とした。普通配当25円に加え、東証2部上場記念配当10円を実施する。

期末配当利回りは6.68%に上昇し、配当取りを狙う買いが期待される。

ダイケン <5900> [JQ]  ★前期経常を28%上方修正

◆20年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の3.3億円→4.2億円に27.6%上方修正。増益率が22.7%増→56.5%増に拡大する見通しとなった。主力の建築関連でエクステリア製品の販売が伸び悩み売上高は計画を下回ったものの、営業活動の効率化や輸送費の削減、一部製品の値上げ、利益率の高い製品の販売に注力したことが奏功し、採算は大きく改善した。

ニューテック <6734> [JQ]  ★前期経常を46%上方修正・最高益予想を上乗せ

◆20年2月期の連結経常利益を従来予想の2.5億円→3.6億円に46.0%上方修正。増益率が18.5%増→73.0%増に拡大し、従来の18期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。前期業績の上方修正は昨年12月に続き、2回目。利益率の高いハードウエアに付加価値を付けたAI・ディープラーニング、監視カメラ向けストレージサーバーやアプライアンス製品の販売好調が継続したことが寄与。

ビジ太田昭 <9658>   ★今期最高益予想を18%上乗せ、配当増額と株式分割も発表

◆20年3月期の連結経常利益を従来予想の17億円→20億円に17.6%上方修正。増益率が2.8%増→21.0%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。コンサルティング・システム開発事業の値上げ効果や品質改善への取り組みで利益率が向上したことが寄与。マネージメントサービス(BPO)事業で生産性向上や費用構造の改善が進んだことも利益押し上げた。

業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の50円→55円(前期は40円)に増額修正した。

併せて、6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表。株式流動性の向上や投資家層の拡大が期待される。

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