<注目銘柄>=ライト、斜面・法面対策工事の受注増加

材料
2020年4月1日 10時00分

ライト工業<1926>は国土強靱化を背景に増益基調継続が見込まれており、PER9倍台と割安感が強い。

2月6日に発表した第3四半期累計(19年4~12月)連結決算で、受注高は前年同期比微増の838億円だった。前年にあった空港・港湾補修の大型工事が一巡したことなどで基礎・地盤改良工事や環境修復工事は減少したものの、前期に発生した自然災害の復旧工事(西日本豪雨関連など)が増加した斜面・法面対策工事の受注を牽引した。20年3月期通期も斜面・法面対策工事が牽引役となり、前期並みの1060億円程度の受注が確保できるとみられるほか、21年3月期も大型交通プロジェクトの活況や国土強靱化などを背景に高水準の受注を維持すると見込まれる。

手持ち工事の進捗で20年3月期営業利益は会社予想の98億円(前期比1.0%増)は上振れの可能性十分。来期も高水準の受注残を背景に増益基調が期待できる。これを考慮すると時価水準には見直し余地が大きい。(仁)

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.