NexToneが反発、次世代の利用楽曲特定と音楽著作権管理システムの構築で基本合意
NexTone<7094>が反発している。23日の取引終了後、同社とエイベックス・テクノロジーズ(ATS、東京都港区)及びVobile Japan(ヴォバイルジャパン、東京都渋谷区)の3社が、ブロックチェーンと人工知能(AI)技術を活用した次世代の利用楽曲特定と音楽著作権管理システムの構築で基本合意したと発表しており、これが好感されている。
今回の基本合意では、ATSが持つデジタルコンテンツに関する権利の記録・分配を行うためのブロックチェーン技術「Atrust(エートラスト)」と、ヴォバイル社の動画・静止画・音声などを識別するためのAI技術「MediaDNA(メディアディーエヌエー)」を活用した実証実験を3社で実施するというもの。ネクストーンは楽曲著作権者と利用者との間に立ち、著作権の管理と利用促進を推進する次代の著作権エージェントとして、ICTを積極的に活用しており、今回の実証実験もこの一環として進めるとしている。